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NFTゲームとは

f:id:aoirotrader:20220208190420p:plainNFTゲーム初めての人「NFTの高額取引って最近聞くけどどんなもの?」「ゲームでお金が稼げるらしいけど、どんな仕組みで稼げるの?」

 

 

 

近年注目を集めている「NFTゲーム」

ゲームをプレイするだけでお金を稼ぐことができるという魅力的なゲームです。

実はこのゲーム、従来のゲームとは少し違ったシステムになっています。

そのため、なかなか理解できずにゲームを始める前に断念してしまった、、、なんて声もよく聞きます。

 

今回は、そもそも「NFT」とは何かというところから、初心者の方向けにわかりやすく解説していきます。

①NFTゲームとは

NFTゲームの最大の特徴は「ゲームをプレイして遊びながらお金を稼ぐことができる」という点です。

これは「Play -to-Earn」モデルとも呼ばれ、新しいゲームの形として注目を集めています。

「遊んで稼げるなんて凄い!すぐにやってみたい!」と思われる方がほとんどでしょうが、実はなんの知識もなく稼げるような甘いものではありません。

まずは「NFT」について理解する必要があります。

 

②そもそも「NFT」とはなんなのか

NFTとは、Non-Fungeble-Tokenの略です。

一応、日本語に訳すと、「非代替性トーク」という意味になりますが、、、

ピンとこない方が多いかと思います😅

NFTを簡単に一言で表すとするならば、、、ズバリ「デジタル資産を自分のものとして所有できるようになる」というものです。

ちなみに、ここでいうデジタル資産とは⬇︎⬇︎⬇︎

・データ化した写真

・イラスト

・文書

・音楽ファイル

・ネット上のアカウント

などが当てはまります。

 

近年、インターネットやスマートフォンの普及によりデジタル資産のやりとりが活発になってきました。

便利な時代になりましたが、問題もありました。

それは、「デジタル資産を現物にように扱うことができない」というもの。

どういうことかというと・・・

【例】

★写真★

(現物)写真を撮って現像。ほしい人がいたら売却したり、譲ったりする。

(デジタル資産)写メを簡単に誰にでも送り、もらった側も許可なく誰にでもコピーを送ることができる。

 

★イラスト★

(現物)イラストレーターさんが買いたものを、許可を得て購入、譲ってもらう。

(デジタル資産)許可がなくとも勝手に保存することができてしまう(違法でも取り締まりが困難)

 

★音楽★

(現物)CDを購入する。勝手に焼き増しして売るのは犯罪。

(デジタル資産)コピーが簡単であり、違法でありながらも勝手に拡散されてしまう。

 

SNSやゲーム★

(現物)SNSは存在せず、文通・掲示板・メールなどで、なくなることはない。ゲームはソフトを購入し、最後までクリアして楽しむ。

(デジタル資産)SNSやオンラインゲームは、サービスを借りているだけなので運営の意向で勝手に変更・削除される。(課金していても無くなる)

 

 

このように、現在のインターネットにおけるデジタル資産というのは、現物と同じように扱われないというのが欠点でした。

これは、現在のインターネットがただ情報をやり取りすることしかできないWeb2.0と呼ばれるものだからです。

現物は、「これは〇〇さんのもの」という所有がはっきりしているため、勝手に使うことはもちろんできません。

しかし、Web2.0では精巧なコピーは簡単にできるくせに、そこに所有権を一緒に示すことができませんでした。

そのため、人のものを使っているという罪悪感もなく勝手に情報が拡散されてしまっているのです。

そのため、デジタル資産には価値が付かず、クリエイターたちは頭を抱えていました。

しかし、この状況を打開したい!デジタルのコンテンツも現実世界と同じように扱いたい!と思った人がいたのです。

そして、すごいことにこれを現実にしてしまいました。

それこそが「NFT」です。

NFTの誕生によって、現物と同じように、デジタル資産に所有権をつけたり、コピーできない数量限定の商品をつくったり、これは「〇〇さんのものである」という所有の証明ができるなどなど、デジタルの資産を現実のものと同じように扱うことができるようになりました。

これまでのただ情報をやり取りするだけであったWeb2.0から、コンテンツを所有し価値をやり取りする新しいWeb3.0時代へ移り替わろうとしているのです。

 

③NFTの仕組みと特徴

このNFTを支えているのが、ビットコインなどの暗号資産の基盤ともなっている『ブロックチェーン』になります。

ブロックチェーンとは、簡単に言ってしまえば「取引を記録する技術」のことです。

取引の履歴を「ブロック」に記録し、これを1本の鎖のようにチェーン状につなげていくためブロックチェーンと呼ばれています。

超単純なネーミングです(笑)

ブロックチェーンの説明をここですると長くなるので別の時にお話ししますが、このブロックチェーンの最大の特徴は

・超安全にデータを記録できる

・改善が不可能(これまでもナシ)

ということです。そのため、この安全性の高さから、ビットコインなどの暗号資産の土台になっています。

これがNFTとどう関係しているのでしょうか。

NFTは、このブロックチェーンをブロックを記録する際に「作った人」「いつつくられたのか」「所有者は誰なのか」といった

固有のIPや情報を一緒に記録するのです。

これによって、デジタル資産にも証明書をつけたり、所有者を示すことが可能になりました。

こうした技術によって価値を持つようになったデジタル資産がNFTなのです。

 

★NFTの特徴★

NFTの仕組みは理解できましたか?

簡単に特徴をまとめます。

 

①価値を証明できる〜証明書・数量限定商品をつくることができる〜

NFT化されたデジタル資産には

・いつ

・誰が作成し

・これまでどのような人が所有していて

・今、誰のものである

ということがデータ(固有のIP)で証明されています。

また、これはブロックチェーン上にあるため改ざんが不可能です。

これによって、デジタル資産でも現物のような価値の保証・コンテンツの所有ができます。


②敷居の低さ〜誰でも作成・売買可能〜

難しそうなNFTですが、実は誰でも簡単に作成することができます。

通常のデジタルアートを作成するようにPhotoshopIllustratorを使って作成してアップロードすることが可能です。

さらに、NFTの売買も仮想通貨ウォレットさえ持っていれば誰でも少額から売買OK。


③移動・手続きが簡単。

現物の絵などは、移動させたり所有権を譲渡したりと手間がかかります。

しかし、NFTの絵は、世界中のだれとでもワンクリックでこれらすべてを完了させることができるのです。

デジタルなのでコンテンツが劣化してしまうという危険もなく、面倒な書類手続きもないのは非常に便利です。

これは、アートに限らず土地や不動産などの所有権移転などにも使うことができます。

 


③二次流通が可能

 NFT市場は、コンテンツの作成者に非常に優しい環境です。

なんと二次流通で手数料を取ることができるのです。

どういうことかとういうと、クリエイターが作成したNFTが売買を繰り返される度に、クリエイターが定めた割合の手数料をもらうことができます。



これは、取引がずっと記録されていくからできることです。

そのため、誰が持っていたかという所有者の情報もずっと残り続けます。

もしかしたら、超有名人が所有していたものを手に入れることができるかもしれません。

 

 

④NFTゲームの特徴

では、このNFTがゲームに組み込まれることで、何ができるようになるのでしょうか。


①遊んで稼ぐ【Play -to-Earn】

NFTがゲームに組み込まれると、ゲームをプレイして遊ぶことでお金を稼ぐことができます。

従来のゲームでお金と言われていたもの(ゲーム内コインなど)はゲーム内でしか意味を持ちませんでした。

しかし、NFTゲーム内のお金は「トークン」と呼ばれ、これ自体が暗号資産となっています。

このトークンという名のデジタル資産は日本円に換金することができるため、ゲームでトークンを集めること=現実のお金を稼ぐことになるのです。

トークンを獲得する方法は主に2つ⬇︎⬇︎⬇︎

 

・ゲーム内ミッションをクリアする

・ゲームのアイテムやキャラクターを売る

 

従来のゲームのように、NFTゲームもゲームのミッションやストーリーを進めることでトークンを獲得することができます。

また、NFTゲーム内のアイテムは全てNFT化されているため、アイテムやキャラクターは運営のものではなくプレイヤー自身のものです。

そのため、アイテムやキャラクターを売買することができます。

例として、サッカーのNFTカードゲームでは、クリスティアーノ・ロナウド選手のカードがなんと3200万円で取引されたこともあります。

ゲームによってさまざまなので、興味のあるゲームについてぜひ調べてみてください。


②オリジナルのキャラクターを作ることができる

従来のゲームでは、ゲーム内で使用するキャラクターなどは、あらかじめゲーム側が用意したものを使うことしかできませんでした。

しかし、NFTゲームでは、自分だけのオリジナルキャラクターを作ることができます。

さらに、作ったキャラクターはブロックチェーン上で作られているため、もちろんNFT化されており誰かに複製されたり勝手に使われる心配もありません。

さらに、人気になればそれを買いたいというユーザーが出てくるかもしれません。

自分だけの唯一のキャラクラーを、自分で作ることができる上に、売買のチャンスを作ることができると言うのも、NFTゲームの魅力です。

 

③ゲーム内のアイテムを本当の意味で所有できる

従来のゲームは、どれだけ課金をしてレアアイテムを集めていたとしても、サービスが終了してしまえば全てなくなってしまいます。

しかし、NFTゲームは所有権がユーザー側にあるため、仮にサービスが終了してしまったとしても、アイテムは消滅することがなく手元に残るのです。


④他のゲームでもキャラクターやアイテムを利用することができる

NFTゲームのキャラクターやアイテムは、ブロックチェーンで管理されているため、同じ規格を使っているゲームであればアイテムを移動させて使うこともできます。

そのため、仮にサービスが終了してしまったゲームでも、他のゲームで使うことができることもあります。

しかし、サービスが終了したアイテムはそのゲーム内で使うからこそ価値があるもので、サービスが終了してしまったら手元には残っても価値が無くなるというのが現状です。

この問題を解決するべく、このようなNFTアイテムが活躍できるようなゲームの開発も進行中にようなので、今後の新ゲームに期待が集まります。


⑤チートが発生しにくい

従来のゲームでは、マナーの悪いユーザーがイカサマを使って不当に勝つと言う、いわゆる「チート」が発生していました。

しかし、ブロックチェーン技術は不正が非常に困難という特徴があり、もちろんチートのような不正もできません。

これによって、純粋にゲームを楽しむことができるのです。

 

 


以上になります。
これまでにない技術や考え方のゲームで、ちょっと難しいと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、ゲームに限らず、いまのNFT市場はまだまだ黎明期だと言われていて、今後確実に大きな成長が見込まれる市場となっています。

今後大きい資産になるかもしれません。
今のうちからチャレンジして今後に差をつけましょう。