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NFTゲームとは

f:id:aoirotrader:20220208190420p:plainNFTゲーム初めての人「NFTの高額取引って最近聞くけどどんなもの?」「ゲームでお金が稼げるらしいけど、どんな仕組みで稼げるの?」

 

 

 

近年注目を集めている「NFTゲーム」

ゲームをプレイするだけでお金を稼ぐことができるという魅力的なゲームです。

実はこのゲーム、従来のゲームとは少し違ったシステムになっています。

そのため、なかなか理解できずにゲームを始める前に断念してしまった、、、なんて声もよく聞きます。

 

今回は、そもそも「NFT」とは何かというところから、初心者の方向けにわかりやすく解説していきます。

①NFTゲームとは

NFTゲームの最大の特徴は「ゲームをプレイして遊びながらお金を稼ぐことができる」という点です。

これは「Play -to-Earn」モデルとも呼ばれ、新しいゲームの形として注目を集めています。

「遊んで稼げるなんて凄い!すぐにやってみたい!」と思われる方がほとんどでしょうが、実はなんの知識もなく稼げるような甘いものではありません。

まずは「NFT」について理解する必要があります。

 

②そもそも「NFT」とはなんなのか

NFTとは、Non-Fungeble-Tokenの略です。

一応、日本語に訳すと、「非代替性トーク」という意味になりますが、、、

ピンとこない方が多いかと思います😅

NFTを簡単に一言で表すとするならば、、、ズバリ「デジタル資産を自分のものとして所有できるようになる」というものです。

ちなみに、ここでいうデジタル資産とは⬇︎⬇︎⬇︎

・データ化した写真

・イラスト

・文書

・音楽ファイル

・ネット上のアカウント

などが当てはまります。

 

近年、インターネットやスマートフォンの普及によりデジタル資産のやりとりが活発になってきました。

便利な時代になりましたが、問題もありました。

それは、「デジタル資産を現物にように扱うことができない」というもの。

どういうことかというと・・・

【例】

★写真★

(現物)写真を撮って現像。ほしい人がいたら売却したり、譲ったりする。

(デジタル資産)写メを簡単に誰にでも送り、もらった側も許可なく誰にでもコピーを送ることができる。

 

★イラスト★

(現物)イラストレーターさんが買いたものを、許可を得て購入、譲ってもらう。

(デジタル資産)許可がなくとも勝手に保存することができてしまう(違法でも取り締まりが困難)

 

★音楽★

(現物)CDを購入する。勝手に焼き増しして売るのは犯罪。

(デジタル資産)コピーが簡単であり、違法でありながらも勝手に拡散されてしまう。

 

SNSやゲーム★

(現物)SNSは存在せず、文通・掲示板・メールなどで、なくなることはない。ゲームはソフトを購入し、最後までクリアして楽しむ。

(デジタル資産)SNSやオンラインゲームは、サービスを借りているだけなので運営の意向で勝手に変更・削除される。(課金していても無くなる)

 

 

このように、現在のインターネットにおけるデジタル資産というのは、現物と同じように扱われないというのが欠点でした。

これは、現在のインターネットがただ情報をやり取りすることしかできないWeb2.0と呼ばれるものだからです。

現物は、「これは〇〇さんのもの」という所有がはっきりしているため、勝手に使うことはもちろんできません。

しかし、Web2.0では精巧なコピーは簡単にできるくせに、そこに所有権を一緒に示すことができませんでした。

そのため、人のものを使っているという罪悪感もなく勝手に情報が拡散されてしまっているのです。

そのため、デジタル資産には価値が付かず、クリエイターたちは頭を抱えていました。

しかし、この状況を打開したい!デジタルのコンテンツも現実世界と同じように扱いたい!と思った人がいたのです。

そして、すごいことにこれを現実にしてしまいました。

それこそが「NFT」です。

NFTの誕生によって、現物と同じように、デジタル資産に所有権をつけたり、コピーできない数量限定の商品をつくったり、これは「〇〇さんのものである」という所有の証明ができるなどなど、デジタルの資産を現実のものと同じように扱うことができるようになりました。

これまでのただ情報をやり取りするだけであったWeb2.0から、コンテンツを所有し価値をやり取りする新しいWeb3.0時代へ移り替わろうとしているのです。

 

③NFTの仕組みと特徴

このNFTを支えているのが、ビットコインなどの暗号資産の基盤ともなっている『ブロックチェーン』になります。

ブロックチェーンとは、簡単に言ってしまえば「取引を記録する技術」のことです。

取引の履歴を「ブロック」に記録し、これを1本の鎖のようにチェーン状につなげていくためブロックチェーンと呼ばれています。

超単純なネーミングです(笑)

ブロックチェーンの説明をここですると長くなるので別の時にお話ししますが、このブロックチェーンの最大の特徴は

・超安全にデータを記録できる

・改善が不可能(これまでもナシ)

ということです。そのため、この安全性の高さから、ビットコインなどの暗号資産の土台になっています。

これがNFTとどう関係しているのでしょうか。

NFTは、このブロックチェーンをブロックを記録する際に「作った人」「いつつくられたのか」「所有者は誰なのか」といった

固有のIPや情報を一緒に記録するのです。

これによって、デジタル資産にも証明書をつけたり、所有者を示すことが可能になりました。

こうした技術によって価値を持つようになったデジタル資産がNFTなのです。

 

★NFTの特徴★

NFTの仕組みは理解できましたか?

簡単に特徴をまとめます。

 

①価値を証明できる〜証明書・数量限定商品をつくることができる〜

NFT化されたデジタル資産には

・いつ

・誰が作成し

・これまでどのような人が所有していて

・今、誰のものである

ということがデータ(固有のIP)で証明されています。

また、これはブロックチェーン上にあるため改ざんが不可能です。

これによって、デジタル資産でも現物のような価値の保証・コンテンツの所有ができます。


②敷居の低さ〜誰でも作成・売買可能〜

難しそうなNFTですが、実は誰でも簡単に作成することができます。

通常のデジタルアートを作成するようにPhotoshopIllustratorを使って作成してアップロードすることが可能です。

さらに、NFTの売買も仮想通貨ウォレットさえ持っていれば誰でも少額から売買OK。


③移動・手続きが簡単。

現物の絵などは、移動させたり所有権を譲渡したりと手間がかかります。

しかし、NFTの絵は、世界中のだれとでもワンクリックでこれらすべてを完了させることができるのです。

デジタルなのでコンテンツが劣化してしまうという危険もなく、面倒な書類手続きもないのは非常に便利です。

これは、アートに限らず土地や不動産などの所有権移転などにも使うことができます。

 


③二次流通が可能

 NFT市場は、コンテンツの作成者に非常に優しい環境です。

なんと二次流通で手数料を取ることができるのです。

どういうことかとういうと、クリエイターが作成したNFTが売買を繰り返される度に、クリエイターが定めた割合の手数料をもらうことができます。



これは、取引がずっと記録されていくからできることです。

そのため、誰が持っていたかという所有者の情報もずっと残り続けます。

もしかしたら、超有名人が所有していたものを手に入れることができるかもしれません。

 

 

④NFTゲームの特徴

では、このNFTがゲームに組み込まれることで、何ができるようになるのでしょうか。


①遊んで稼ぐ【Play -to-Earn】

NFTがゲームに組み込まれると、ゲームをプレイして遊ぶことでお金を稼ぐことができます。

従来のゲームでお金と言われていたもの(ゲーム内コインなど)はゲーム内でしか意味を持ちませんでした。

しかし、NFTゲーム内のお金は「トークン」と呼ばれ、これ自体が暗号資産となっています。

このトークンという名のデジタル資産は日本円に換金することができるため、ゲームでトークンを集めること=現実のお金を稼ぐことになるのです。

トークンを獲得する方法は主に2つ⬇︎⬇︎⬇︎

 

・ゲーム内ミッションをクリアする

・ゲームのアイテムやキャラクターを売る

 

従来のゲームのように、NFTゲームもゲームのミッションやストーリーを進めることでトークンを獲得することができます。

また、NFTゲーム内のアイテムは全てNFT化されているため、アイテムやキャラクターは運営のものではなくプレイヤー自身のものです。

そのため、アイテムやキャラクターを売買することができます。

例として、サッカーのNFTカードゲームでは、クリスティアーノ・ロナウド選手のカードがなんと3200万円で取引されたこともあります。

ゲームによってさまざまなので、興味のあるゲームについてぜひ調べてみてください。


②オリジナルのキャラクターを作ることができる

従来のゲームでは、ゲーム内で使用するキャラクターなどは、あらかじめゲーム側が用意したものを使うことしかできませんでした。

しかし、NFTゲームでは、自分だけのオリジナルキャラクターを作ることができます。

さらに、作ったキャラクターはブロックチェーン上で作られているため、もちろんNFT化されており誰かに複製されたり勝手に使われる心配もありません。

さらに、人気になればそれを買いたいというユーザーが出てくるかもしれません。

自分だけの唯一のキャラクラーを、自分で作ることができる上に、売買のチャンスを作ることができると言うのも、NFTゲームの魅力です。

 

③ゲーム内のアイテムを本当の意味で所有できる

従来のゲームは、どれだけ課金をしてレアアイテムを集めていたとしても、サービスが終了してしまえば全てなくなってしまいます。

しかし、NFTゲームは所有権がユーザー側にあるため、仮にサービスが終了してしまったとしても、アイテムは消滅することがなく手元に残るのです。


④他のゲームでもキャラクターやアイテムを利用することができる

NFTゲームのキャラクターやアイテムは、ブロックチェーンで管理されているため、同じ規格を使っているゲームであればアイテムを移動させて使うこともできます。

そのため、仮にサービスが終了してしまったゲームでも、他のゲームで使うことができることもあります。

しかし、サービスが終了したアイテムはそのゲーム内で使うからこそ価値があるもので、サービスが終了してしまったら手元には残っても価値が無くなるというのが現状です。

この問題を解決するべく、このようなNFTアイテムが活躍できるようなゲームの開発も進行中にようなので、今後の新ゲームに期待が集まります。


⑤チートが発生しにくい

従来のゲームでは、マナーの悪いユーザーがイカサマを使って不当に勝つと言う、いわゆる「チート」が発生していました。

しかし、ブロックチェーン技術は不正が非常に困難という特徴があり、もちろんチートのような不正もできません。

これによって、純粋にゲームを楽しむことができるのです。

 

 


以上になります。
これまでにない技術や考え方のゲームで、ちょっと難しいと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、ゲームに限らず、いまのNFT市場はまだまだ黎明期だと言われていて、今後確実に大きな成長が見込まれる市場となっています。

今後大きい資産になるかもしれません。
今のうちからチャレンジして今後に差をつけましょう。

 

 

積み立て仮想通貨とは?【少額から始める仮想通貨】

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仮想通貨初心者の方が最初に悩むのが始め方です。

 

f:id:aoirotrader:20220208190420p:plain「仮想通貨やってみたいけど難しそう…。初めてだからなるべくリスクは抑えたいし、でも仕事もあってなかなか相場をずっと見ておく時間もない。何か簡単にできる方法ないかな。」

 

 

このような仮想通貨初心者の方や、仕事が忙しくて時間がとれない方におススメしたいのが「積み立て仮想通貨」です。

 

今回は、「積み立て仮想通貨」とは何なのか、メリットやデメリットについて解説していきます。

1.初心者や時間のない方にもおすすめ!「積み立て仮想通貨」とは?

1-1.積み立て仮想通貨とは

積み立て仮想通貨とは、その名の通り一定額・一定の期間で仮想通貨を購入して積み立てていく方法です。

仮想通貨の相場は常に大きく変動していますが、全体的に見ると緩やかに右上がりに上昇しています。

このような上昇傾向にある市場であれば、タイミングよく購入して保有しておけば多少上下しても最終的に利益を出すことができます。

しかし、特に初心者の方などは購入するタイミングが分かりづらいかもしれません。

そこで試していただきたいのがこの積み立て仮想通貨です。

積み立て仮想通貨では「毎月1万円分のビットコインを購入する」といったように、決まった期間で仮想通貨を購入し続けていきます。

毎日・毎月といった一定期間でシステム的に購入していくため、買うタイミングを見極める必要がありません。

そのため、仮想通貨初心者の方でも始めやすい投資方法となっています。

また、この積み立て仮想通貨は損失リスクを抑えることができるというのも魅力の1つです。

今回のように、一定期間で決まった金額を投資していく投資法を「ドル・コスト平均法」と言います。

この投資方法は、損失リスクを抑えながら長期的に利益を出すことができるようになっています。

 

【例】

「1月から毎月10000円分のコインを購入していく」と決めて積み立てを始めたとします。

1月1日の価格が1コイン=10000円であれば、この時1コイン購入することになります。

次の2月1日に価格が1コイン=5000円に安くなっていたとします。そのときは、2コイン購入することになります。

 

こうして、コインの価格が高いときには少ない購入で高値掴みを避け、価格の低い時には多くコインを購入していくことになります。

もし1月1日に一括で購入していたならば、価格が下がった2月時点ではより大きな損失を抱えることになってしまうのです。

積み立て仮想通貨では、相場が下落したとしても損失が少なく、下落時にはその分多くのコインを購入するため再び価格が上昇するとしっかりと利益を出すことができます

仮想通貨の相場は激しく上下に変動しながらも大きくみると右上がりに上昇し続けているため、これを繰り返していくことで最終的にはしっかりと利益を獲得することができるのです。

このように、毎月購入し続けることで一時的に相場が下がったとしてもその後の上昇で利益を狙うことができる、リスク分散ができるのです。

 

 

1-2.どこでできるの?

いくつかの国内取引所では、設定した期間に自動で口座から引き落として積み立てをしてくれる自動積立サービスを提供しているところがあります。

自動積立サービスの良いところは、躊躇せずシステム的に投資を継続できる点です。

実際に「毎月1万円積み立てていこう!」と決めていたとしても、いざお金を入れようとすると躊躇してしまうということがよくあります。

しかし、この積み立て仮想通貨は『その時の相場がどうあったとしても一定の期間で投資し続けることで長期的に利益を狙う』というシナリオで行っていくため、入金タイミングや金額を変えてしまうと思うような結果が出なくなってしまうことも考えられます。

また、自動積立てサービスを使えば毎回手動で購入する時間も省くことができたり、うっかり忘れたり購入ミスをするといった失敗を回避したりすることがきるといったメリットもあるのです。

そのため、積み立て仮想通貨を考えている方は自動積立サービスを利用することをおススメします。


◎青色トレーダーおすすめ取引所◎

 
サービス名  かんたん積立
  取扱通貨数     14種類
ビットコイン(BTC)
イーサリアム(ETH
イーサリアムクラシック(ETC)
ライトコイン(LTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
モナコイン(MONA
・リスク(LSK)
リップルXRP
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・ステラルーメン(XLM)
ネムXEM
・テゾス(XTZ)
ポルカドット(DOT)
・チェーンリンク(LINK)
積立頻度 毎日1回・毎週1回・毎月2回・毎月1回
積立金額 1円~100万円(1円単位で変更可能)
積立手数料  無料
入金方法 ビットフライヤーのウォレット口座           
ビットフライヤーの『かんたん積立』は、1円からでも始めることができるというのが大きな特徴です。

初心者の方でも、少額からお試しで始めることができます。

積み立ての頻度も細かく設定できるため、自分に合った積み立て投資が可能です。

取り扱い通貨も豊富なため、少額でいくつかの通貨で積み立て投資をやってみるのも◎。登録はこちらから⇓

bitFlyer

 

2.積み立て仮想通貨のメリット・デメリット

2-1.メリット

①少額から始められる

現在のビットコインの価格は1BTC=480万円です。(2022年1月現在)

これを見ると、ビットコインを購入するのに480万円用意しなければならないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「0.001BTCだけ購入する」といったように少額からでも購入することができます。

そのため、少額からでも始めることができるのです。

また、積み立て仮想通貨はコツコツ積み重ねて利益を出すことを目的としています。

そのため、大きな金額を用意する必要はなく、少額でもいいので継続して投資していくことが重要になってきます。

少額でやってみたい方や、ちょっと仮想通貨をやってみたいという方におすすめのやり方なのです。

仮想通貨取引所の自動積立サービスでは、コインチェックは1万円から、ビットフライヤーにおいては1円から始めることができます。

額が小さすぎるとリターンも小さくなってしまうため、ある程度の額の無くなっても影響がないお金で始めてみましょう。

            
②時間分散によるリスク回避

仮想通貨の相場は、常に上下に変動しています。

そのため、一括で大きな金額を購入した後に思いがけなく大きく相場が下がってしまうということもざらにあります。

しかし、積み立て仮想通貨は購入タイミングを分散させていくため、このような価格変動による損失のリスクを抑えることができるのです。

変動が激しく購入タイミングが難しいけれども全体で見れば上昇傾向にあるという仮想通貨の相場においては、非常に効果的な投資方法と言えるのではないでしょうか。

③初心者や時間のない人でもやりやすい

積み立て仮想通貨は、指定の口座にお金を入れておけば自動で引き落とされて積み立てがされていきます。

そのため、常にチャートを見て相場分析をしたり、たくさんの情報を集めたりする必要がありません。

仕事が忙しくて投資に時間を割けなくとも、できるというのも魅力の1つです。

また、積み立て仮想通貨は長期的にみて利益を出していく方法です。

そのため、一括投資に比べると日々の価格変動はそこまで気にしなくても良いのでメンタル的にも安定するというのも特徴です。

 

 

2-2.デメリット

①短期的な利益は狙いにくい(ローリスク・ローリターン)

積み立て仮想通貨は、リスクを抑えて長期的に利益を出していくことを目的にしています。

そのため、投資額や相場の状況にもよりますが、短期で大きな利益を出すのは非常に困難です。

爆益を狙いたい方は、積み立てではなく通常の仮想通貨投資や仮想通貨の信用取引(FX)を利用しましょう。


②確実に利益が出るわけではない

仮想通貨の相場は現在は全体的にみると緩やかに上昇しており、今後もさらに値上がりしていくと考えられています。

しかし、投資の世界に100%はありません。

損失が出る可能性もあります。

そのため、銘柄選びや投資開始時期は重要になってきます。

これを頭に入れた上で、無理のない資金で積み立てていくことが重要です。

 

以上になります。
わからないことがあれば、公式ラインの方で質問も受け付けていますのでお気軽にメッセージください!
 

 

 

※本サイトで掲載されている評価や感想等は、あくまでサイト運営者の主観であり、広告主に保証されたものではありません。
また、暗号資産(仮想通貨)取引は、元本を保証するものでなく、価格変動により損失が生じるリスクがあります。お取引される際には、取引内容をよく理解し、ご自身の判断で行ってください。

NFTゲームを支える「エンジンコイン」とは?特徴・将来性【ENJ】

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エンジンコインは、現在仮想通貨時価総額ランキング59位の通貨です。
これまで紹介してきた通貨よりはランキングは低いですが、国内取引所にも上場するなど徐々に知名度が上昇してきている非常に熱い通貨となっています。
今回は、このエンジンコインがどのような通貨なのか、今後さらに価格が上昇する見込みはあるのかについて解説していきたいと思います。

1.エンジンコインの特徴

1-1.エンジンコインとは?

エンジンコインは、2018年に誕生した比較的新しい通貨です。
エンジンコインはゲーミングプラットフォーム「Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)」で使用するための通貨として誕生しました。
ゲーミングプラットフォーム「Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)」とは、2009年創設された「Enjin(エンジン)社」が開発・運用しているブロックチェーンのプラットフォームです。
ここでは、現在急成長している「NFTゲーム」を誰でも簡単に作成・運営することができるということで、注目を集めています。
 

1-2.そもそもNFTとは?

昨今、「NFT」というものに注目が集まっています。
この「NFT」とは、簡単に言うとデジタルデータの鑑定書のようなものです。 
NFTの最大のメリットは不正や改ざん、偽造ができないということ。
これまでは、絵画などの美術品やキャラクターなどの知的財産は、複製や偽造が可能で偽物が多く存在していました。
しかし、このNFTによって偽造不可能な鑑定書をつけることができるようなり、価値が保証された取引ができるようになります。
また、このNFTを活用したゲームを「NFTゲーム」と言います。
従来のゲームではチート行為などの不正が多々ありましたが、NFTゲームではこれらの不正はほぼ不可能です。
さらに、NFTゲームはこれまでのゲームとは大きく異なる点があります。
それは、プレイすることでお金を稼ぐことができることです。
NFTゲームでは、アイテムやキャラクター1つ1つにNFTが紐づけられています。
これらのアイテムやキャラクターは、プラットフォーム上で売買することができるのです。
難しいクエストをクリアしてドロップしたレアアイテムなどは、高値で取引される可能性があります。
また、NFTゲームではNFTを紐づけて自分だけのオリジナルのキャラクターを作成することもできます。
これもプラットフォーム上で売買することができ、ゲームをプレイすること以外でも楽しむことができるのです。
過去には「Angel」と名付けられたキャラクターが1500万円相当で購入されたこともありました。
このように、NFTゲームはこれまでのゲームとは違った特性を持ち合わせており、現在最も注目されているジャンルとなっているのです。
 

1-3.NFTゲームの作成を超簡単にした「Enjin Platform」

そんな現在大注目のNFTゲームを誰でも簡単に作成・運営することを可能にしたのが、Enjin Platformです。
Enjin Platformは、イーサリアムをベースに作られています。
そのため、第2回でも紹介した「スマートコントラクト」を使用して、基本的なエンジニア技術さえあればNFTに詳しくなくともゲームやアプリにNFTやブロックチェーン、スマートコントラクトを組み込むことができるのです。
この使いやすさから、今では世界中に2000万人以上ものユーザーがいるといわれています。
また、Enjin Platformではイーサリアムの「ERC-1155規格」をベースにしているところも大きな特徴です。
NFTは、他の仮想通貨ネットワークでも作成することは可能です。
しかし、これらの仮想通貨ネットワークでは1つの設定で1つのNFTしか取り扱うことができずに、取引や使用に手間がかかるといった問題点がありました。
これが、Enjin Platformではイーサリアムの「ERC-1155規格」をベースにしたことによって、1つの設定でも複数のNFTを取り扱うことが可能になったのです。
仮想通貨は投資を主な目的として使用されることも多いですが、エンジンコインは実際にエンジンプラットフォーム上での取引で使用されるため非常に実用性の高い通貨であるといえます。
 

1-4.メルト

さらに、このEnjin Platformには「メルト」という機能があります。
メルトは溶解という意味であり、不必要になったNFTを溶解してエンジンコインを取り出すというものです。
不要になったNFTはそのまま無駄になるのではなく、エンジンコインとして取り出して別のNFTを作成したり売買したりするのに使うことができるのです。
ただし、メルトには手数料がかかるので、注意が必要です。
 
 

2.エンジンコインの将来性とは?

2-1.遊びながらエンジンコインが獲得できる!

仮想通貨を入手するには、取引所で購入したり第3者からもらったりするのが一般的です。
しかし、エンジンコインはゲームをプレイするだけで獲得することもできます
これは、今までの仮想通貨にはなかったものであり、ゲーム業界においても新しい取り組みです。
そのため、非常に注目が集まっており、期待もされているジャンルとなっています。
また、これに目を付けて提携を行った超有名人気ゲームがあります。
それは、「マインクラフト」です。
Enjin Platformはマインクラフトと提携し、「エンジンクラフト」というマインクラフトで利用できるNFTが獲得できるブラウザゲームを開発しました。
ここで獲得したアイテムはNFT化されているため、マインクラフトのゲームをプレイするだけで新しいNFTやエンジンコインを手に入れることができるのです。
今後Enjin Platformが様々なゲームと提携を結んだり、新たなゲームがリリースされていけば今以上にエンジンコインの価格が上昇していくことが期待されます。
 

2-2.大手企業との提携

エンジンコインがマインクラフトのと提携を結んでいると述べましたが、マインクラフトはマイクロソフトが出しているものです。
つまり、エンジンコインはマイクロソフト社と提携を結んでいるのです。
他にも、サムスンunityなど、世界の大手企業と提携を結んでいます。
現在世界的に注目を集めているため、今後さらなる大手企業との提携や新しいサービスが提供される可能性も大いにあります。
そうなれば、エンジンコインはさらにその価値を高めていくと考えられます。
 
 
 
※本記事の情報、予想及び判断は仮想通貨などの投資活動を推奨し、勧誘するものではありません。
過去の実績や予想・意見は将来の結果を保証するものではありません。

初のハードフォーク通貨ビットコインキャッシュとは?特徴・将来性【ETH】

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ビットコインキャッシュは現在時価総額24位の通貨です。
この「ビットコインキャッシュ」は、現在時価総額1位の「ビットコイン」と名前がよく似ています。
というのも、ビットコインキャッシュビットコインから「ハードフォーク(分岐)」してできた通貨なのです。
今回は、ビットコインキャッシュがどうやって誕生したのか、ビットコインキャッシュはどんな特徴があるのかを解説していきたいと思います。

1.ビットコインキャッシュの特徴とは?

1-1.ビットコインキャッシュの誕生

ビットコインキャッシュは、2017年の8月1日にビットコインから「ハードフォーク(分岐)」してできた通貨です。(ハードフォークについては後程解説)
なぜ分岐したのでしょうか。
2009年に誕生したビットコインはその人気によって利用者が急増し、承認処理が間に合わず送金速度が遅延してしまうことが多々ありました。(※このような取引処理が遅延してしまう問題を「スケーラビリティー問題」といいます。)
さらに、 ビットコインは手数料が高い取引ほど承認が優先される(手数料が高いほど報酬も高い)という特徴を持っているため、ユーザーは早く承認されたいがために高い手数料を提示するようになり全体的に取引手数料が高騰するという事態に陥ってしまいました。
この状況を受けて、ビットコイン開発関係者たちは
 
①現在のソフトウェアを改良することで問題を解決する
ブロックチェーン技術の1ブロックの容量を大きくすることで問題を解決する。
 
このどちらかの方法でこれらの問題を解決しようとしたのです。
しかし、どちらの方法で解決するかまとまらず、それぞれの意見を持つ者同士で対立してしまうことになります。
結果的に、両者は対立し続けブロックチェーンの容量を大きくすることで解決を目指すグループが現在のビットコインから分裂して新しくアップデートを行い、ビットコインキャッシュとして新しい通貨・ブロックチェーンを立ち上げることに決定しました。
このように、元のブロックチェーンを分裂させて新しい通貨・新しいブロックチェーンを作ることをハードフォーク(分岐)といいます
ブロックチェーンとは、取引記録を1つ1つブロックに格納し、そのブロックをチェーンのようにつなげたものです。
ブロックチェーンは1本のチェーンとしてつながれており、基本的に2本や3本に枝分かれしていくものではありません。
1本でつながれているため、ブロックチェーンでは誰でも過去の取引履歴を閲覧することができます。
これに対して、ハードフォークというアップデートは、元々のブロックチェーンから新たな1本のチェーンを生み出します(分岐)。
この新たなブロックチェーンは、元々のチェーンとは分岐した新たなチェーンとして生み出されるため、旧ブロックチェーンとの互換性がありません。
つまり、新しくできたブロックチェーンは旧ブロックチェーンとは全くの別物ということです。
そのため、新ブロックチェーンでは旧ブロックチェーンの過去の取引履歴は閲覧できなくなります。
また、新ブロックチェーン用の新しい通貨が誕生したり、旧ブロックチェーンにはない特性を兼ね備えていたりと、これまでとは違う全く新しい仮想通貨として扱われていくのです。
このビットコインのハードフォークによって生み出されたのが、ビットコインキャッシュになります。
ビットコインキャッシュでは、ビットコインの課題を解決するための新しい規格のブロックチェーンが使用されています。
 

1-2.ビットコインとの最大の違い!データ容量

このビットコインキャッシュブロックチェーンの最大の特徴は、ブロックサイズが大幅にアップしたことです。
ビットコインの1ブロックのデータ量は1MBでした。
しかし、新しく誕生したビットコインキャッシュのブロックサイズはこれを大幅に上回る8MBとなっていました。
このデータ容量の大幅アップによって、ビットコインキャッシュビットコインの8倍のデータを処理することができるようになったのです。
また、2018年にはさらにブロックサイズをアップするためのハードフォーク(分岐・アップデート)が行われており、今ではビットコインキャッシュのブロックサイズは32MBにまで大きくなっています。
これによって、送金速度はビットコインが10分なのに対しビットコインキャッシュは5分程度で完了するようになったのです。
さらに、送金手数料もビットコインより安くなったため、ビットコインキャッシュビットコインよりも決済手段として向いている通貨となりました。
その後、ビットコインキャッシュ以外にもビットインからハードワークしたコインはいくつかありましたが(ビットコインゴールドビットコインダイヤモンド、ライトニングビットコインetc…)、時価総額知名度が最も高いのはビットコインキャッシュです。
そのため、 ビットコインからハードフォークした通貨の中では最も期待の高い通貨として注目されています。
 
 

2.ビットコインキャッシュの将来性は?

2-1.知名度が高く、今後決済手段として普及していく可能性◎

現在、仮想通貨市場の盛り上がりとともに仮想通貨で決済できる店舗が増えてきました。
実際に決済手段として使うとなると、ビットコインよりもビットコインキャッシュのほうが処理にかかる時間が短く、手数料も安いため、実用的に使われていく可能性が高いのではないかと考えられています。
また、実はビットコインキャッシュ以外にもビットコインより送金時間が短かったり手数料が安い通貨はいくつかあります。
これらも決済通貨として使われていくのではないかと思われるかもしれませんが、ビットコイン初のハードフォークによって誕生したビットコインキャッシュは他の仮想通貨と比べて知名度が非常に高く、根強い人気のある通貨となっています。
実際に、日本ではあまり浸透していませんが、海外ではビットコインキャッシュでの決済ができる店舗が増えてきています。
こうしてビットコインキャッシュ決済手段として使用される機会が増えていくことで、さらなる価格上昇が見込めるでしょう。
 

2-2.基軸通貨としても採用されている

基軸通貨とは、枠組みの中で最も取引に利用され、基準として用いられる通貨のことです。
例えば、日本の基軸通貨は円、アメリカの基軸通貨アメリカドルというような形です。
仮想通貨界でいえば、ビットコイン基軸通貨となっています。
そのため、各取引所でも主にビットコイン基軸通貨として採用されています。
しかし、一部の取引所ではビットコインキャッシュ基軸通貨として使われているところもあるのです。
今後このような取引所が増えていくと、需要が高まって価格が上昇していく可能性があるでしょう。

 

※本記事の情報、予想及び判断は仮想通貨などの投資活動を推奨し、勧誘するものではありません。
過去の実績や予想・意見は将来の結果を保証するものではありません。

ビットコインの補完通貨ライトコインとは?特徴・将来性【LTC】

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ライトコインは、ビットコインの次に誕生した仮想通貨で、アルトコインの中では最も歴史の古い通貨です。
ライトコインは、ビットコインの欠点を補完するための通貨として開発されました。
今回は、ライトコインがどうやってビットコインの欠点補っているのか、どんな特徴があるのかを解説していきたいと思います。

1.ライトコインの特徴とは?

1-1.ビットコインの欠点を補う「Segwit」の実装

世界初の仮想通貨として誕生し、現在は仮想通貨時価総額1位として活躍しているビットコイン
しかし、このビットコインには大きな欠点がありました。
それは、「トランザクション(仮想通貨の取引の記録)の処理が遅い」ということです。
ビットコインで決済や送金した時、これが承認されるまでにかかる時間は理論上10分と言われています。
しかし、これはスムーズに承認が行われた場合の時間で、さらに時間がかかってしまったり、時には未確認トランザクションとして滞留してしまうこともあります。
ビットコインの価格が大きく変動した時には、送金完了まで数日かかったという例も報告されているのです。
なぜこのような遅延が起こってしまうのか。
その原因の1つとして、ビットコインの取引量が爆発的に増えてトランザクションの処理が追いつかなくなっていることが挙げられます。
さらに、ビットコインのブロックサイズは1MBと小さく少しずつしか処理することができない上に、システム上トランザクションの承認は10分に1回しかできません。
以上のことから、ビットコイントランザクションの処理が遅いとして問題になっていました。
この問題を解決するべく、ビットコインを補完するための通貨としてライトコインが誕生しました。
ライトコインビットコインをベースに作られているため、基本的なシステムはビットコインと同じです。
これに加えて、「Segwit(セグウィット)」を実装したということがライトコイン大きな特徴です。
Segwitとは、取引データを圧縮することでブロックチェーンの1ブロックにより多くのデータを記録する技術です。
ビットコインのデータ容量は1MBです。
ライトコインビットコインをベースに作られているためデータ容量も変わらず1MBですが、Segwit実装によるデータ圧縮により1.7MBものデータを記録することができるようになっています。
Segwitによって、承認にかかる時間はビットコインの4分の1の「2分30秒」まで縮めることが可能になりました。
さらに、データ圧縮によって処理がスムーズに行われるため、手数料も減少しています。
このように、ライトコインはSegwit実装によってビットコインの課題を解決する補完通貨としての地位を確立したのです。
 

1-2.ビットコインの4倍の発行枚数

さらに、ライトコインは発行枚数の上限がビットコインより遥かに多いという特徴があります。
ビットコインの発行上限が2100万枚なのに対し、ライトコイン4倍の8400万枚となっています。
これも、ライトコインの処理速度を向上させる要素の1つです。
ビットコイン」の回でも解説しましたが、「マイニング」という承認作業によって新規の通貨が発行されると同時に記録するブロックも生成されます。
発行枚数が多いことで、このブロックが生成される間隔が4分の1に短縮されて処理速度が大幅に向上しています。
また、ライトコインを開発した元Googleのエンジニアでもある「チャーリー・リー」は、「仮想通貨取引においてビットコインは金、ライトコインは銀という位置付けである」と述べています。
これは、ビットコインと比べてライトコインを日常的に使えるような通貨にするということです。
モノというのは、希少性が高いほどその価値は高くなります。
ビットコインよりも多い発行枚数上限を設けることで、ライトコインビットコインよりも手の届きやすい価格・手数料となり、より日常的に仮想通貨での取引ができるようになっています。

以上のことから、ライトコインビットコインにはない取引承認のスピーディーさや、手数料の安さといった特徴を持つ通貨として活躍するようになりました。
ビットコインを補完する事を目的として作られたているため、ビットコインや他の通貨を追い越して仮想通貨業界のトップに立つような通貨ではありませんが、その使いやすさから日常的に決済・送金手段として用いられる通貨となっています。
 
 

2.ライトコインの将来性とは?

ライトコインは現在仮想通貨時価総額18位の通貨です。(2021年12月15日現在)
日常的に使える通貨として活躍しているライトコインは、今後さらに伸びる可能性のある通貨です。
 

2-1.決済手段の通貨としての普及、新たな可能性

ライトコインは、現在様々な企業と提携を結び、決済手段として普及する取り組みを積極的に行なっています
PayPalでは、ライトコインを含む数銘柄の購入や売却、決済手段として使うことも可能になりました。
また、ライトコインリップル社の出資するプロジェクト「Flare Networks」に統合されることも発表されました。
これによって、イーサリアムにも実装されている「スマートコントラクト(自動契約処理機能)」を使用して、第3者を介さずともライトコインが使えるようになります。
このように、ライトコインは様々な企業と積極的に連携・統合しようとしており、今後もさらなるライトコインの普及が見込まれます。
 

2-2.ライトニングネットワークの実装

ライトコインは、今後「ライトニングネットワーク」を本格的に稼働させていくと見られています。
ライトニングネットワークは、メインで記録するブロックチェーンとは別に、「オフチェーン」というサブの保管場所を用います。
そして、少額の取引においてはこのオフチェーンで一時的に処理を行なって記録を保管し、一定時間経過するとオフチェーンで処理したデータの1部分だけをメインであるブロックチェーンに統合させるといった仕組みです。
これによって、処理速度が向上し、手数料もさらに安価なものにすることができます
ライトコインは、2018年にこのランニングネットワークの試験的な運用実験を成功させています。
ライトニングネットワークが本格的に稼働すれば、さらに承認スピードが向上&手数料が安くなり、より実用的な決済手段として使用されていくことが見込まれます。
 

2-3.ビットコインの価格変動に連動して値上がりする可能性

ライトコインビットコインを補完する存在として誕生したこともあり、ビットコインの価格に連動して価格が変動していく傾向があります。
ビットコインは2021年の11月に史上最高値の777万円を記録したこともあり、これからもまだまだ上昇していくことが見込まれます。
そのため、ライトコインもこれに連動して価格がさらに上昇していく可能性が十分にあります。今後伸びることを予想した上で今のうちから仕込んでおくのも◎です。
 
 
 
※本記事の情報、予想及び判断は仮想通貨などの投資活動を推奨し、勧誘するものではありません。
過去の実績や予想・意見は将来の結果を保証するものではありません。

次世代の国際送金ネットワーク!リップルとは?特徴・将来性【XRP】

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次世代の国際送金ネットワークとして期待されているリップル
今後さらなる価格上昇が期待されるリップルの特徴や将来性をまとめました。

1.リップルの特徴とは?

1-1.リップルの始まり

リップルは、現在ビットコインイーサリアムに次いで仮想通貨の時価総額ランキング3位の通貨です。(2021年12月時点)
そもそも、リップルは正式名称ではなく正式にはXRPと言います。
しかし、仮想通貨取引所などではわかりやすいように「リップル」と表記されていることがほとんどです。
リップルは他の仮想通貨とは違い、「リップル株式会社」という会社が発行しています
この「リップル社」が作った新しい国際送金ネットワーク「RippleNet」上で使用するためにリップルは作られました。
「RippleNet」は「様々な銀行と提携し、今よりもっと国際送金を格安でスムーズなものにする」ためのネットワークであり、リップルはこれを可能にするためにほかの仮想通貨とは全く違った管理体制やアルゴリズムによって運営されています。
 

1-2.中央集権的システム「XRP Ledger」

これまで見てきたビットコインイーサリアムは、いずれもブロックチェーンを使うことによって管理者のいない非中央集権的体制となっていました。
しかし、リップルは仮想通貨の中で唯一ブロックチェーンを採用しておらす、リップル社が中央管理者としてリップルの管理・運営を行っています。
これが、リップルがほかの仮想通貨を大きく異なる点です。
ビットコインなどの通貨は、ブロックチェーン技術を使って取引を管理・記録していました。
これには「PoW」と呼ばれるアルゴリズムが採用されており、取引が行われると第3者がその整合性を計算によって検証し、承認・記録するという仕組みで行われます。(マイニング)
しかし、リップルブロックチェーンは使用せず、XRP Ledger」という独自のプラットフォームを採用しています。
これには「PoC」と呼ばれる承認アルゴリズムが採用されており、あらかじめ決められた「バリデーター」と呼ばれる何人かの承認者のうち80%以上が正当であると判断すると、取引が承認・記録されるというシステムとなっています。
取引の管理や承認全てをリップル社が行うため、リップルにはビットコインイーサリアムで行われていた「マイニング」という作業がありません。
これだと、第3者がマイニングを行う機会がないため、新しいコイン発行される機会がないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、リップルビットコイン同様通貨の発行に上限があり、現在すべてのリップルが発行済みとなっています。
そのため、リップルにはマイニングという作業がなく、取引はすべてリップル社が管理・記録しているのです。
この、XRP Ledgerによって、リップルは他の仮想通貨にはない価値を生み出すことに成功しました。
 

1-3.次世代の国際送金ネットワーク「RippleNet」

上記で述べた通り、リップルの承認アルゴリズムはあらかじめ決められた「バリデーター」と呼ばれる複数の承認者のうち80%以上が正当であると判断すると取引が承認・記録される「PoC」というものです。
ビットコインで採用されているPoWのような計算は行われず、また決められた数人のバリデーターの80%の承認で正式承認となるためほんの数秒で取引の承認が完了してしまいます。
そのため、リップルは他の通貨に比べて送金速度が非常に早く、手数料も超低価格となっています。
リップルはこの承認アルゴリズムを使い、国際送金をより安価でスムーズにするための次世代国際送金ネットワーク「RippleNet」を作りました。
さらに「RippleNet」は、取引の承認アルゴリズムだけでなく従来の国際送金のやり取り方まで新しくしました。
これまでの国際送金は、日本口座からアメリカ口座へ送金するときに円をドルに変換する必要があるため「コルレス銀行」という仲介銀行を挟む必要がありました。
しかし、「RippleNet」は共通通貨として「リップル」を使用するため、わざわざ変換する必要もなく仲介銀行を挟まずとも口座間で直接送金することができます。
仲介銀行がないことで、さらなる高速送金と格安手数料を可能にしているのです。
国際送金にかかる時間は4日以内・送金手数料は18ドルですが、「RippleNet」では国際送金にかかる時間はなんと10秒以内・送金手数料は0.0004ドルと大変お得になっています。
実際に、現在40ヶ国以上、300社以上の大手銀行を含む金融機関が「RippleNet」に参加しています。
今後さらに「RippleNet」へ参加する金融機関が増えて、世界の国際送金システムがRippleNetに置き換われば仮想通貨リップルの価値が莫大に上昇する可能性大です。
 
 

2.リップルは安全?将来性はあるの?

2-1.期待大!大手企業からの出資

実は、リップルにはいくつかの大企業が出資しています。
その1つはGV(旧GoogleVentures)です。
GVはGoogleを運営するAlphabet社から独立した企業です。
さらに、日本であればSBIホールディングスも出資しています。
ほかにも多くの大企業がリップルの将来性に期待して出資しています。
こんなにも多くの企業がリップルに出資していること、また、大手銀行を含む多くの金融機関がRippleNetに参加して利用していることからも、今後もさらにその価値の上昇が見込める期待のできる通貨となっています。
 

2-2.リップル関連の事件と価格の関係性

そんなリップルですが、2020年12月22日に米国の証券取引委員会(SEC)によって提訴されています。
米国の証券取引委員会(SEC)が正式に提訴したと報道された2020年12月23日は、リップルの相場は大暴落しました。
提訴内容は、リップル社の販売する仮想通貨「リップル」は有価証券登録をされていないものであるのに、これを使って1300億円以上もの資金を調達したことが違法なのではないか、というもの。
焦点は「リップルは有価証券に当たるのかどうか」になります。
この裁判は現在も進行中です。
しかし、提訴したという報道があったとこそ暴落しましたが、その後はまだ裁判が続いているにも関わらず価格は順調に上昇しています。
これは、現時点でリップル社側が多少優勢であること、また、万が一リップル社が負けたとしてもリップル保有している9割がアメリカ以外の顧客であることから、今回の裁判の結果はあまり関係しないのではないかという見方が多いためです。
以上のように、大手企業が出資しているうえに裁判が起こってもなおその価値を維持し続けるリップルは今後も期待の置ける存在であると考えられます。
 

2-3.RippleNetに参加する金融機関

現在40ヶ国以上、300社以上の大手銀行を含む金融機関が「RippleNet」に参加しており,今後もさらに増えていくことが予想されます。
参加する金融機関が増えれば増えるほどRipple Netの価値は上昇し、同時にリップルの価格も上昇・安定していくことが予想されます。
実は国内でもすでに多くの金融機関が参加しているのです。
 
国内金融機関でRipple Netに参加している例 イオン銀行
・西日本シティ銀行
みずほフィナンシャルグループ
三井住友信託銀行
MUFG三菱UFJフィナンシャル・グループ
SBIホールディングス

他にも数多くの金融機関がRipple Netに参加しており、今後も増えていくと考えられます。

 
 
※本記事の情報、予想及び判断は仮想通貨などの投資活動を推奨し、勧誘するものではありません。
過去の実績や予想・意見は将来の結果を保証するものではありません。

アルトコインの頂点!イーサリアムとは?特徴・将来性【ETH】

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イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額第2位の仮想通貨です。
イーサリアムは2013年に当時19歳だったヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)により考案され、2014年から販売が開始されました。
販売当初の価格は1ETH=20円ほどでしたが、そこから徐々に価格が高騰し今では1ETH=50万円という価値になっています。(2021年12月現在)
現在大注目のイーサリアムの特徴や将来性をまとめているので、投資しようかと迷っている方は特に!そうでない方もぜひお読みください。

1.イーサリアムの特徴とは?

1-1.イーサリアム=分散型プラットフォーム

イーサリアムとは本来仮想通貨そのものを指す言葉ではありません。
イーサリアムとは、「分散型プラットフォーム」の名称です。
「分散型」とは、「一箇所に集中していない状態にすること」であり、イーサリアムビットコインの時にも説明した「中央管理者がなく、各端末で管理しあって取引できるブロックチェーン技術」を使用しているので、分散型と言われます。
「プラットフォーム」とは、「サービスやシステム、ソフトウェアなどを提供したり運営するための共通の土台(基盤)となる環境」のことです。
つまり、分散型プラットフォームとは、ブロックチェーン技術を用いて様々なサービスやシステムが提供できる土台ということです。
パソコンなどに搭載された基本ソフトであるOS(オペレーションシステム)のようなものをイメージしていただくと分かりやすいかと思います。
ビットコイン同様、非中央集権型であるため中央サーバーのないOSと考えていただければOKです。
このイーサリアム上の取引で使われる通貨を「イーサ」と言います。
そのため、「イーサ」が本当の仮想通貨の名称のようですが、仮想通貨取引所などではわかりやすいように「イーサリアム」と表記されています。
 

1-2.スマートコントラクト

ここまで見て、「イーサリアムビットコインと同じような通貨なのではないか?」と思われた方も多いかもしれません。
しかし、ビットコインイーサリアムは大きく異なる点があります。
それは、イーサリアムが仮想通貨以外の用途にも使えることです。
ビットコインは、ブロックチェーンを用いて通貨の取引を記録します。
イーサリアムは、通貨の取引の情報に加えて、アプリケーションプログラムも記録することができます。
これによって、イーサリアム最大の特徴である「スマートコントラクト」を実装できるようになりました。
スマートコントラクトとは、事前にプログラミングしておけば第3者を介さずとも契約を自動で処理できる仕組みのことです。
初めて聞く方も多いかとは思いますが、実は私たちの身近なところでも使われています。
自動販売機がその最たる例です。
自動販売機は、購入したい飲み物を選んで機械にお金を入れ、ボタンを押すと自動的に飲み物が出てきます。
このように、契約内容とそれを満たす条件をあらかじめプログラムしておき、これが満たされたとき第3者を介さずとも自動で契約が成立する仕組みことを「スマートコントラクト」と言います。
スマートコントラクトを使用することで、
 
①条件を満たせば自動的に契約が処理されるため、契約内容の情報改ざんが困難である
 
②第3者を介さず取引できるため、コストを削減できる
 
といったメリットがあります。
さらに、イーサリアム上でスマートコントラクトを使用できるとなると
 
ブロックチェーン上に契約を記録していくため、いつでもだれでもその内容を確認することができる(情報の透明性)
 
というメリットも追加されます。
イーサリアムは、このスマートコントラクトの実装に成功したことで、ビットコインとは違い仮想通貨の取引以外の場面でも活躍できるようになりました。
 
★例★
・REX(レックス)
スマートコントラクトを使用した不動産取引サービスです。
契約内容と契約履行条件をプログラムしておくことで、仲介者がいなくとも信頼性の高い自動契約が可能になります。
仲介者がいないことで、仲介コストの削減も可能にします。

DeFi(ディーファイ)
ブロックチェーンを使用した金融システムです。
金融機関を介さずに金融取引を行うことができます。
これによって、手数料の削減・地域に左右されずに利用ができるといったメリットがあります。

・Etherisc(イーサリスク)
スマートコントラクトを利用した分散型保険プラットフォームです。
保険金の支払い過程をスマートコントラクトにより自動で処理するため、保険会社は人件費が削減でき手数料を抑えることができます。
また、保険金支払い可否の判定も自動で行われるため、保険契約に関するトラブル防止にもつながります。
 

1-3.DApps(分散型アプリケーション)

新しいアプリケーション開発の場面でもイーサリアムは活躍しています。
このイーサリアムを使って開発されたアプリケーションを「DApps(分散型アプリケーション)」と言います。
DAppsとは、Decentralized Applications(非中央集権型アプリケーション)の略でブロックチェーンを使ったアプリのことを指します。
これまでのアプリケーションサービスは、中央サーバーが存在してそこからアプリの運営や管理を行っていました。
そのため、この中央サーバーに何か問題が発生すると全体のサービスが止まってしまうという問題点がありました。
しかし、このDAppsは中央管理者が存在せずネットワークに参加している端末1つ1つが情報を保持しているため、1つのサーバーに何か問題が生じたとしても全体が停止してしまうことがありません。
サービスのメンテナンスや更新も、サービスを停止することなく行うことができます。
また、ブロックチェーンを使用しているため、情報が改ざんされたり不正が行われるリスク非常に低いといえます。
このDAppsが使われている事例は以下のようなものが挙げられます。
 
★例★
・ゲーム
ブロックチェーンを基盤にして作られたゲームを「NFTゲーム」と言います。
NFTゲームは、ゲーム内で収益化できるということが最大の特徴です。
これまでのゲームは、ゲーム内で珍しいアイテムを手に入れたり欲しいアイテムがあっったりしてもそれを売買することはできませんでした。
しかし、NFTゲームでは「NFTマーケット」にてアイテムを売買することができるのです。
実際に「CryptoKitties」という猫を育てるゲームアプリでは、一匹の猫が「1000万円・以上」の値段でやりとりされています。
 
・分散型取引所(DEX)
⇒中央管理者のいない仮想通貨取引所のことです。
現在国内にはDEXはありません。(「コインチェック」や「ビットフライヤー」といった国内仮想通貨取引所は、中央管理者のいるCEX(中央集権的な仮想通貨取引所))
DEXでは、一定のプログラムで売買が成立します。
これによって、中央管理者がいなくとも取引ができるのです。
また、中央管理者がいないためウォレットや秘密鍵はユーザーが自分自身で管理する必要があり、取引所は個人同士が取引を行うだけの場所として存在します。

 

 

2.イーサリアムの将来性は?

2021年12月現在のイーサリアムの価格は1ETH=50万円となっています。
実は、将来ビットコインを超えるのではないかと言われているほど、期待のできる通貨なのです。
2021年11月、オミクロン株の発生やインドにおける仮想通貨禁止法案を受け、仮想通貨市場は全体的に下降傾向にありました。
しかし、イーサリアムはこのような状況下でも上昇トレンドを形成し、最高値を更新するなどその勢いはとどまるところを知りません。
また、今後イーサリアムには、大きなポジティブサプライが待っています。
 

2-1.大型アップデート

将来予定されているイーサリアムの大型アップデートイーサリアム2.0」があります。
その内容は、イーサリアムの根本的な仕組みを、「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」からビットコインでも使われている仕組みである「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」に移行するというもの。
 
※・PoW;ビットコインのマイニング。取引が正常であるかの検証作業を行い、その報酬としてもらえる。
・PoS;イーサリアムのマイニング。イーサリアムを多く長く持っていればいるほど報酬がもらえる。
 
これによって、スケーラビリティ(処理能力)の向上や、ネットワーク維持にかかるコストが大幅に減少するといわれています。
さらに実用性が向上するイーサリアムのアップデートは、ユーザーにとってポジティブ要素となり、今後も需要が高まると予想されます。
 

2-2.ETF承認

ETFとは上場投資信託のことです。
承認されれば、株などと同じように証券会社を通して取引ができるようになるため、これまで機関投資家などの仮想通貨取引をやってこなかった投資家も参入してくることが考えられます。
これにより、需要が高まって価格が上昇すると考えられているのです。
 

2-3.DeFi(分散型金融)市場の拡大

現在、DeFi市場は大きく拡大しているところです。 
このDeFiプロジェクトの大半は、なんとイーサリアムを用いて開発されています。
そのため、今後さらにDeFi市場が拡大するとイーサリアムもそれに比例して価格が上昇していくことが予想されるのです。
さらに、イーサリアムは「プラットフォーム」としても優位性を持ち、現在はイーサリアムの1人勝ち状態です。
今後デジタルが普及していく世の中において、イーサリアムのようなプラットフォームはなくてはならない存在になっていきます。これを考慮しても、ますますイーサリアムの価格が上昇するのではないかと考えられます。
 
 

3.イーサリアムはどこで使える?

イーサリアムを日本円に換金せずともそのまま使うことができれば便利ですよね。
ここでは、実際にイーサリアム決済ができる店舗をまとめてみました。
 
★例★
・飲食店
東楊軒、オタクな酒屋 鈴木酒店、うなぎ料理専門店 川昌、仮想通貨バー、仮想通貨カフェ
 
・美容室
Calenda/カレンダ、ヘアーサロン&エステティック オーハラ
 
・その他
五反田貸し会議室、CryptoMarche(クリプトマルシェ)、MODENA  etc...
ほかにも、決済可能なお店はありそうなので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
 
 
※本記事の情報、予想及び判断は仮想通貨などの投資活動を推奨し、勧誘するものではありません。
過去の実績や予想・意見は将来の結果を保証するものではありません。