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【初めての投資】仮想通貨を購入する前にチェックすべきポイント2つ

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いざ仮想通貨を買ってみよう!と思っても、初心者の方は一体何からやっていけばいいのかわからないかと思います。

今回は、実際に仮想通貨を購入する前にチェックすべき2つのポイントを解説していきます。
仮想通貨を購入する前に!チェックポイント2つ
  1. どの通貨を購入するか決める
  2. どのような取引をやっていくのか明確にする

1.どの通貨を購入するか決める

前回の記事「仮想通貨の超基礎知識」でも少し触れましたが、仮想通貨=ビットコインではありません。
ビットコイン以外の通貨のことをアルトコインと言い、現時点で2100種類以上ものコインがあるのです。
これらのコインは、それぞれ違った目的のために開発されています
仮想通貨を購入する際には、それぞれのコインの特徴を知り、コインの将来性を調べて今後価格が上昇していく通貨を見極めて購入しなければなりません。
ここでは、有名な通貨とその開発目的をいくつか簡単に紹介していきます。
ビットコイン
(BTC)
銀行等の中央機関が存在しない新たな金融システムにより、送金時間の大幅短縮や格安の決済・送金手数料を実現。
イーサリアム
(ETH)
「スマートコントラクト」という、事前にプログラミングしておけば第3者を介さずとも契約を自動で処理できる仕組みを実装。
イーサリアムクラシック
(ETC)
ハッキング事件をきっかけにETHから分裂。
基本的な構造はETHと同じだが、IoTの分野に力を注いで差別化を図っている。
リスク
(LSK)
処理能力の向上や機能拡張を図るサイドチェーンの採用。
また、アプリケーションの開発がしやすいという特徴がある。
リップル
XRP) 
高速で安価な国際送金を実現することを目的に開発された。
中央管理者が存在し、ブロックチェーンを使用していない特殊な通貨。
ネム
XEM) 
承認スピードが早く、BTCが10分かかるのに対してXEMは1分で完了する。
他の通貨より平等で誰でも参加しやすいPoIという取引システムを採用している。
ライトコイン
(LTC) 
BTCの補完コイン。BTCの技術を応用し、ビットコイン以上の承認速度をもつ。
安全性も高く日常の決済に向いていて、米有名企業ペイパルも決済手段に導入。
ビットコインキャッシュ
(BCH)
BTCの課題を解決するためにBTCから分裂して誕生したコイン。
BTCと比較してブロックサイズが大きいため処理速度が速い。
モナコイン
MONA
2chから生まれた日本初の日本生まれの仮想通貨。
実店舗でも決済に使用できたり、コミュニティ内では投げ銭などにも利用される。
 
【番外編】
草コイン  

アルトコインの中でも時価総額が低く、知名度も低いマイナーコインの総称。

時価総額が低いため大量購入もしやすく、今後価格が上昇すれば大きな利益を得ることが可能。
しかし、草コインは価格の変動が大きいというリスクもあるため、草コイン投資は余剰資金のサブ投資法と意識することが重要。

詐欺コイン   ICO(資金を調達したい企業や団体事業所が、独自の仮想通貨を発行し、販売することで資金調達を行うこと)でお金を集める為だけに開発された、実体のないコイン。このような危険なコインも存在しているため、最初はメジャーなものから購入していくのがオススメ。
 
 

2.どのような取引をやっていくのか明確にする

一概に仮想通貨といっても、取引方法や利益の出し方はいくつかあります。

まずは仮想通貨での利益の出し方はどのようなものがあるのかを知り、自分はどの方法で取引していくのかを明確にしましょう。

 

仮想通貨の稼ぎ方9パターン

現物取引

レバレッジを効かせた取引(仮想通貨FX)

③積立投資

④貸仮想通貨(レンディング)

アービトラージ

⑥エアドロップ

⑦電子ポイントを交換・ポイントサイトの案件

⑧マイニング

⑨Pos通貨の保有

 
現物取引
仮想通貨を購入し、購入した時より価格が高くなったら売却して利益を得る取引。
最も一般的な取引であるといえる。
例)1BTC=600万円の時に購入
  ⇨価格が変動して1BTC=650万円になり売却
  ⇨50万円の利益
現物取引では、売却して利益を出すためにまずは仮想通貨を購入する必要があるため、手元の資金以上の取引はできないということが特徴。
 
 
レバレッジを効かせた取引(仮想通貨FX)
レバレッジとは、手元にある資金を担保として初期資金以上の金額で取引ができるという仕組み。
また、現物とは違い、売り(ショート)でも取引できるため価格が下落したときにも利益を出すことができる。
例) 手元の資金100万円
     ⇩レバレッジ×2倍
   200万円の取引が可能
   ⇨利益も損失も大きくなる
レバレッジ取引は、少額でも大きな利益を出すことができるが、反対に損失も大きくなってしまう危険性がある。
また、手元の資金以上に大きな損失が出てしまった場合には、「追証」という制度によって追加で資金を入れて損失分を補填しなければならないということもあるため、投資初心者の方にはあまりお勧めしない。
 
 
③積立投資
毎月一定の金額をコツコツと積み立てながら投資を行う方法。
積立は少額からできるため、無理なく始めることができる。
また、最初に設定を済ませればあとは毎月決まった金額を自動で投資してくれるため、初心者で購入するべきタイミングがわからない、投資に時間を割く余裕がない人でも、ほったらかしで運用が可能。
ただし、積立投資は毎月一定額を投資する方法であるため短期間では大きなリターンはを得るのは難しく、また相場は常に変動しているため、確実に利益を出せるわけではない。
しかし、ビットコインの価格は上下に変動しながらも、1年から3年の長期で見れば5倍~10倍に値上がりしているため、リスクを抑えながらも利益を出していくことができるといえる。
 
 
⑤レンディング(貸仮想通貨)
自身の保有する仮想通貨を仮想通貨取引所に一定期間貸し出し、利息で利益を得る方法。
1度貸し出してしまえば、あとは期間の満期になるまで何もする必要がなく、技術も手間もいらないため簡単にできるのが強み。
例えば、Coincheckでは、365日で年率5%のため、日本の銀行に眠らせておくよりレンディングを利用した方が利率は断然◎。
しかし、仮想通貨の価値は日々変動するため、レンディング開始時より価格が下落してしまうこともある。
この価格変動分は貸した自分自身の損失になってしまうため、レンディングは市場をある程度予測をした上でを利用するようにしよう。
 
 
アービトラージ
取引所間の差額で利益を出す方法。
仮想通貨の価格は、取引所によって異なる。
そのため、安く買える取引所で購入し、高く売れる取引所で売却して利益を出していく。
例)A取引所 買値530万円      B取引所 買値520万円
        売値525万円            売値515万円
 ⇨Bの取引所で買い、Aの取引所で売れば、5万円の利益
 
一見簡単そうに見えるが、仮想通貨は送金をしている間にも価格が変動する。
送金中に価格が変動すると利益も変わってくるため、しっかりと市場の予測をした上で取引を行うことが重要。
 
 
⑥エアドロップ
仮想通貨の無料配布のこと。
仮想通貨は、認知度を上げるために無料でトークンが配布されることがある。
条件をクリアすれば誰でももらうことができるので、エアドロップがある際は積極的に参加するようにしよう。
 
⑦電子ポイントを交換・ポイントサイトの案件
各種ポイントや、電子マネーを仮想通貨に交換するサービスも増えている。 
例えば、Tポイントを仮想通貨に交換できたり、仮想通貨をnanaco(ナナコ)や、auウォレット、楽天Edyなどににチャージすることができるようになっている。
さらに、ポイントサイトの案件の報酬として仮想通貨がもらえるもの出てきている。
今後もさらなる拡大が予想されるため、要チェック。
 
 
⑧マイニング
ビットコインの取引が正常であったかを検証し、「取引データを承認する作業」のこと。
この報酬として、ビットコインを得ることができます。
こうした作業に対する報酬は新たなビットコインで支払われるため、マイニング作業をこなすことで稼ぐことができる。
しかし、マイニングの検証は、超ハイスペックなPCが必要となり、また、世界中の人々が高性能なコンピューターを使って速さを競い合いながら行っているため個人がマイニングするのは不可能と言われている。
マイニングで稼ぐのは現実的ではないが、マイニングは仮想通貨にとって重要な役割を担っているので覚えておこう。
 
 
⑨Pos通貨の保有
前述のマイニングを活用したネットワークを支える仕組みのことを「PoW(Proof of Work)」と言う。
これはビットコインなどに使われているシステム。
対して、イーサリアム(今後説明する仮想通貨)などに使われている「PoS(Proof of Stake)」というシステムがある。
PoSはPoWの改善策として考案され、仮想通貨を保有する保有者がネットワークを支える仕組みになっています。
そのため、なんとその仮想通貨を保有しているだけで報酬を受け取ることができる。
また、仮想通貨を多く保有しているほど、信頼度が高く不正を監視するということを前提に、仮想通貨の保有量が多かったり保有期間が長かったりすると報酬が大きくなる。
仮想通貨を持っているだけでいいので、マイニングより簡単に報酬を受けることがでるが、保有量が少ないと報酬も少ないのがネック。
 
 
まとめ

初心者の方はまずは少額で①現物取引やリスクの低い③積立投資を行って仮想通貨に慣れるのがおすすめです。

少額で取引をし、ある程度経験を積んでから様々な取引に挑戦してみることをおすすめします。
 
※本記事の情報、予想及び判断は仮想通貨などの投資活動を推奨し、勧誘するものではありません。過去の実績や予想・意見は将来の結果を保証するものではありません。